カジノで現金からチップへ交換するには

カジノゲームを行うためには、チップを使わなければいけない。
一応は、現金をそのまま賭けることも可能だが、それは勝っても負けてもたった一度だけの勝負をする人の行為なので、数ゲームであってもプレイするつもりなら必ずチップに交換をしよう。

現金をチップに交換するのは、よほどの大金ではない限り、通常はテーブル上で行う。

あなたは、テーブルの上に現金をただ置けばいい。
それがチップへの交換のサインだ。

付け加えるなら、きちんとディーラに聞こえる声で「チェンジ!!」と伝えれば、どこの国のカジノであろうとも、その意味は正確に伝わるはずだ。
チップへの交換を承諾したディーラーは、そのエリアの責任者に声をかけ、現金からチップへ交換が終わるまでの一部始終を責任者に立ち会ってもらう。

これは、ディーラーが客の現金を懐に入れたり、逆に、客とディーラーが結託して、現金よりも多くのチップを渡す不正を防ぐ仕組みだ。

欧米圏のカジノはこのあたりの手続きがかなり簡略化されているところも多いが、マカオや韓国などアジア圏のカジノではかなり厳重に手続きを踏む。

客から受け取った紙幣は、まずテーブルの上に広げられ、それがニセ札ではないか機械をつかって一枚一枚確認する。
その確認が済むと、ディーラーは、あなたが渡した金額やそのテーブルで行われるゲームの種類によって丁度良く分割してくれるだろう。

例えば、最小賭金(ミニマムベット)が10ドルのブラックジャックテーブルで1000ドルをチップに交換したら、10ドルチップが10枚、25ドルチップが4枚、100ドルチップが3枚、500ドルチップが1枚に分けて渡すといった感じだ。

【例1】10ドルミニマムのブラックジャックで1000ドルを両替した場合
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これで現金からチップへの交換は完了だ。

なお、もしゲームに慣れてきたら、自分のゲームスタイルに合わせてチップの色を変えて貰うことも可能だ。
例えば、ブラックジャックをゲームするさい、10ドル単位で頻繁にベット金額を変えるスタイルの人は、10ドルチップを多めに持っていた方がゲームをしやすいだろう。
その場合、最初でもゲーム中でも、ディーラーにその旨を伝えれば快く応じてくれる。

【例2】10ドル単位でベット金額をコントロールしたい人の場合
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ただし、チップに交換するときは、ルール上、マナー上、気をつけなければいけないことがいくつかある。


現金をディーラーに手渡ししてはいけない。

チップへの交換をするとき、間違いやすいのはディーラーに現金を手渡ししようとすることだ。
現金の手渡しはどこのカジノでも禁止されていて、ディーラーは決して受け取ろうとしないだろう。
なぜなら、手渡しをすると、天井のカメラから死角となり、もしかしたらディーラーが数枚を抜き取って懐に収めてしまうかもしれないからだ。
厳しいカジノでは、テーブルに置かれた現金も、責任者のチェックが入るまでディーラーは触れることすら許されないこともある。

ベットエリアに置かない

ゲームテーブルには様々な腺が引かれていて、それぞれにきちんと意味がある。
もしチップへ交換するときに、現金をベットエリアに置いてしまうと、ディーラーは、それが賭金なのか、それともチップ交換を要求しているのかわからないので、いちいち確認をしなければいけない。
場合によっては、両替をされることなく、そのままゲームが進行してしまうかもしれない。
両替のために現金をテーブルに置くときは、ベットとは関係ないエリアに、できればディーラーが手に取りやすい位置に置くと分かりやすい。

■ブラックジャックの例
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これはブラックジャックテーブルの典型的なレイアウトだ。
NGと書かれたエリアにある白いボックス内はプレイヤーがチップを賭ける場所なので、ここに現金を置くとそれがチップ交換なのかベットなのかがディーラーには判断できない。
一方、OKと書かれたエリアは、客がベットすることができない上に、ディーラーから手が届きやすい位置にあるので、そこに現金を置くとすぐにチップへの交換だということが伝わる。

ゲームの進行中を避ける

カジノは、客がイカサマすることを防ぐために、ゲーム中に客がテーブル内に手を出すことを厳しく禁止している。
もしもゲームが行われている最中にテーブルにお金を置いてしまうと、結果が分かった瞬間に賭けたととか、他の人が賭けたチップをかすめ取ったと思われるかもしれない。
そんな疑いをかけられると、最悪の場合は、そのテーブルでのゲームは中止になり、あなたは別室に連れて行かれ、イカサマがなかったかどうかビデオで確認することになるかもしれない。
そこまでいかなくても、ゲーム中のテーブルに手を入れたことで一時的にゲームの進行を妨げることになり、他のプレイヤーに大きな迷惑をかけてしまう。
では、いつチップに交換をすればいいのか。
それは、ゲームが終了し、客がベット(掛け金を置く)している間だ。
このときならば、テーブル内に手をだしても全く問題ない。

客が大勝しているテーブルで大金を両替しない

これは、ルールと言うよりもマナーの問題だ。
カジノに無数にあるテーブルの中には、稀に、プレイヤー側が圧倒的に勝利し、客の輪が二重三重になって盛り上がっているテーブルがある。
その時の客の心理として、この流れを邪魔されたくないと思うのは当然だ。

もしそんなテーブルで、数分かかるようなチップ交換が行われると、勝っている客は
勝負に水を差されたと考えるだろう。
もちろん、時間がかかったからといって、次のゲームに影響を与えるなんてことは、科学的にはあり得ない。
しかし、カジノゲームとは、そんな科学的なことなど無視して、ツキと流れと勢いを追及するゲームだ。
そして、不利なルールを強いられているプレイヤー達は一丸となってカジノに吐きださせることを理想としている。

それがわかれば、せっかく客が大勝して盛り上がっているテーブルに、ボロボロの高額紙幣を大量にぶちまけて両替をすることが嫌われる理由もわかるだろう。
もちろん、100ドル紙幣を100ドルチップに交換するとか、数秒で終わるようなチップ交換なら全く問題ない。



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